食べる喜びをよみがえらせ 毎日の生活に明るい希望の灯を

インプラント治療について

inplantzu1

インプラントとは、人工歯根のことです。
天然歯がなんらかの理由で失われ、歯の修復が必要とされた場合に顎骨にインプラントを埋め込みます。その上に人工の歯を固定する技術です。

インプラントと入れ歯の違い

inplantzu2

インプラントの素材は体にとって無刺激で、体によくなじむチタンが使われています。
入れ歯では満足することが難しかった”食べる喜び”をインプラント治療により、自分の歯と同じような感覚を取り戻すことができます。

インプラントのメリット

  • まるでじぶんの歯のようにしっかりと固定されるので口の中に不快感を覚えることがない。
  • 好きなものを食べることができます。 固いものでも噛むことができ、食事面の制約を受けることはありません。
  • 審美性を損なわず、歯への負担が少ない。

入れ歯のデメリット

  • 噛む力が衰える。 
    健康な歯:噛む力40~50kg
    総入れ歯:10~15kg噛む力が衰える
  • 毎日使っていると歯茎が萎縮し、それにつれて顎の骨が変形し、少しずつ安定が悪くなる。
  • 口の中の違和感や不快感を感じることが多い。 中にはどうしても合わず、使わずに放置する方もおられます。 

インプラントの治療順序

inplantzu3

カウンセリングで疑問や希望を話し合います

長年にわたって抱えている歯の悩みや、それまでどのような歯科治療を受けてきたかなども話し、 歯科医師との間で十分に意思の疎通を図ります。

inplantzu4

人工歯根を埋め込みます

最初は、人工歯根を顎の骨に埋め込む処置です。大がかりな手術を想像されるかもしれませんが、 そんなことはありません。 まず、局所麻酔をして、顎の骨を覆っている粘膜処理をし、骨の的確な場所に人工歯根を埋めます。麻酔がかかっているので、処置そのものに痛いみはほとんどありません。 人工歯根を埋め込み終わったら、人工歯根の頭の部分にカバーをはめます。

inplantzu5

安定期

人工歯根を埋め込む処置の後に、 安定期間が必要です。 通常下顎なら3ヶ月、上顎であれば6ヶ月長いように思われるかもしれませんが、人工歯根と骨が完全に結合し、安定した状態で人工の歯を撮りつけるためには、どうしても必要な時間です。

inplantzu6

人工歯の土台を装着

すでに大切な人工歯根を埋め込んでありますから、後の処置は簡単です。 ここでは、粘膜から埋まっている人工歯根の頭を出し、一次処置ではめておいたカバーを外して、人工の歯を接続するアバットメントという土台を取り付けます。

inplantzu7

人工歯の型取り

アバットメントを取り付けた後、 最終ステップは歯の型取りをすることから始まります。人工歯根の部分はすでに顎の骨と結合し、接続のための土台もついて準備万端型取り後、1週間後に冠をかぶせると何でも食べることができます。

インプラント治療が終わったあとの定期チェック

inplantzu8

3~4ヶ月に1回の定期審査では、インプラントの清掃状態や歯ぐきの状態、ほかの歯との噛み合わせの様子などを見ます。 当たり前のことですが、インプラントも自分の歯と同じように、毎食後きちんと歯磨きする必要があります。
インプラントは一度装着すれば、あとの費用はほとんどかからないので、維持費の心配をする必要はありません。